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堀越みちこ中川俊郎アルエム弦楽合奏団榎戸邦子

曲名(メイポール)について

 

堀越みちこ(ヴァイオリニスト):

 東京に生まれる。4才よりヴァイオリンを始め、洗足学園大学音楽学部及び同学専攻科、ベルリン国立芸術大学(国際教育協会よりの給費留学)を卒業。76年のカラヤン財団青少年オーケストラ・コンクールでカラヤンの指揮するインターナショナル・オーケストラのコンサートミストレスに抜擢。以後欧州各地の音楽祭に積極的に参加。 

帰国後はヴィオラ奏者としても活動の幅を広げ、FM放送や内外の音楽祭、コンサートで活発な演奏活動を行なう。93年ソリストとしてタタール国際室内楽フェスティバルに参加した翌年、日本の音楽家として始めてコストロマ市の国際現代音楽祭へ招かれ絶賛を博す。

日本弦楽指導者協会常任理事

洗足学園音楽大学講師

かがわジュニア・ニューフィルハーモニック・オーケストラ (KJO)指導者

明星学苑ジュニアオーケストラ・トレーナー

社団法人日本演奏連盟会員

アルエム弦楽合奏団アンサンブルディレクター

中川俊郎(作曲家、ピアニスト):

 1958年東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部作曲科卒。作曲を三善晃、ピアノを末光勝世、森安燿子諸氏に師事。70歳になるジョン・ケージを迎えて行われた「MUSIC TODAY(武満徹企画構成)'82」 の一環として開催された110周年記念国際コンクールで、自作自演で第一位。間接的にではあるが、ケージに高く評価される。(つまり、ケージ自身はコンクールに直接関与していなかったし、また当人同士が実際に会話を交わしたことも一度もなかったが)。'88年村松賞及び演奏作曲家集団「アール・レスピラン」の一員として中島健蔵音楽賞受賞。日本現代音楽協会理事、日本作曲家協議会会員、作曲家団体「深新会」同人。 CM音楽の分野でも受賞多数。'99年より'01年まで神奈川県立音楽堂のレジデント・アーティストグループ“トリオ・デュ・モンド”をヴァイオリンの鈴木理恵子、箏の西陽子と務め、話題をさらう。そしてこの体験がそれ以後のグローバルな音楽家としての方向性を決定づけることになる。またコントラバスの池松宏との緻密なコラボレーションは(アンサンブルの面でも、新曲提供の面でも)大変高く評価されている。他の活動としては、初のV・A音源搭載シンセサイザー ヤマハVp1のブレインや近年ではダンスカンパニー「パパ・タラフマラ」の音楽を担当しながら、同時に舞台に女装して出演するなど、話題性や問題提起には事欠かない。
東芝EMIからCM作品集(Toct10591〜4)、ワーナーミュージックジャパンから癒し形CM特集「chai」、5月にソロアルバム「Air」をいずれもドリームミュージックからリリース。

榎戸邦子(ソプラノ):

 北海道苫小牧東高等学校卒業。洗足学園大学音楽学部声楽科卒業。同学専攻科修了。同マスタークラス(中山悌一教授)修了。平成5年洗足学園前田学術振興助成による国内留学、中山悌
一教授ドイツ歌曲特別講座研修。「卒業演奏会」「神奈川県新人演奏会」「バッハカンタータの夕べ」洗足学園大学創立20周年記念「声楽の夕べ」、藤原歌劇団において「椿姫」「愛の妙薬」「夢遊病」「蝶々夫人」等のオペラに出演。現在は主に日本歌曲、ドイツ歌曲を中心に「ジョイント・リサイタル」「ロビーコンサート」「榎戸邦子ソプラノ独唱会」など意欲的に演奏活動を行っており、小・中学校での鑑賞会、母親音楽教室にてミニコンサートと講演を行うなど歌うことの喜びや音楽の楽しさを広めることにも努力を重ねている。
中山悌一、築地文夫、奥村淑子、宍倉正信、飯田益己の諸氏に師事。
洗足学園音楽大学講師、同高等学校音楽科講師。

アルエム弦楽合奏団

 アルエム弦楽合奏団(Ensemble ArtAim)は、子供達に音楽を通して人の役に立つことの喜びを知ってほしいという願いから、2003年の4月に作曲家の堀越隆一とヴァイオリニストの堀越みちこにより結成された合奏団です。
 アンサンブルの技術の向上と、音楽を通じてのボランティア活動を柱にして活動をしています。メンバーはこの趣旨に賛同して参加してくれたプロの演奏家達と、音楽を学ぶ学生や子供達、またアマチュアの音楽家にも門戸を開いています。月に一度の練習、地域でのボランティアコンサートや聖路加国際病院主催のコンサートへの定期的な出演等、現在その活動の幅を徐々に広げながら研鑽を積んでいます。 この合奏団結成のきっかけは、堀越みちこが学生時代ベルリンで学びこれまでの内外での演奏活動のなかで蓄積してきたアンサンブルの技術と私自身の現場での経験を何らかの形で社会へ還元出来ないかと思いたったことが始まりでした。水準の高い演奏を目指して皆で一つの演奏を作り上げてゆくことの喜び知って欲しいという願いは少しづつではありますが、今着実に育ってきていると思っています。

アルエム弦楽合奏団ホームページ

 

曲名(メイポール)について:

  「ベルテーン」は、ケルトの神ベレナスを語源とするケルト民族の祝祭で、スコットランド旧暦の5月1日に行われるヨーロッパの古い火祭りの一つである。「ベルテーンの火」と「メイポール」(巨大な木の柱)で子孫繁栄と豊穣な大地を祝い、春の女神ペルセポネーと冥界の王ハーデーズに由来する「メイ・クイーンとキング」の聖なる結婚により豊作を願う儀式でもある。古代には、恋人達は野外で眠り、畑で豊作を祈る儀式を行っていた。今日でもメーデー(5月1日)には、娘達がメイポールを囲んで踊り、夜になると恋人達は共に火を飛び越え、「太陽碑(夏至の太陽をあらわすもの)」にむかって手を握り婚約を誓うという。火が人々を清め、疫病から守るものと信じられていたように、この儀式は春の訪れの喜びと自然の恵みを願っておこなわれていた。